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京セラ・稲盛和夫名誉会長から学ぶ
2022.08.31BLOG
佐藤運輸倉庫株式会社の松沢でございます。
いつも本当にありがとうございます。
京セラを一代で世界的企業に育て上げ、経営破綻した日本航空を再建した京セラ名誉会長の稲盛和夫氏が、ご逝去されました。90歳との事です。謹んでお悔やみ申し上げます。
私は、稲盛氏が執筆された本を、これまで数多く読ませて頂き、会社経営についてはもちろん、人生のありかたという事についても、深く勉強させて頂き、また何度も勇気を頂戴いたしました。
大変お世話になっております上下水道資材メーカー様の会長にお会いした時に、経営者として稲盛氏から多くを学びなさいとご指導を頂いた事もありました。その会長も、ご自身のデスクの前に、稲盛氏の記事を壁に貼られており、そのコピーを頂戴しました。その記事とは、2012年2月16日発行の週刊文春誌掲載の、「阿川佐知子のこの人に会いたい」というコーナーです。頂戴したコピーは、大事に大事に私のデスクにも貼っておりまして、何度も読み返しておりますが、特に勉強になり、日々自分への戒めともなっている言葉がありますので、2つ抜粋にて紹介させて頂きたいと思います。
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稲盛氏;株式会社って誰のもんだと思いますか?
阿川さん;えーと、株主?
稲盛氏;商法上はそうなっておりますね。でも私は、京セラを始めたときから、会社は社員とその家族の物心両面の幸せを追求することが目的だと思ってきた。(中略)社員が幸せになれば、おのずと社会にも株主にもいい結果が生まれてくる
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稲盛氏;私は、経営者は、まず人間として素晴らしくなくてはならんと思っているんです。普通の経営者なら物事を判断する場合、損得で考える。でも私の考えはそうじゃない。
阿川さん;損得ではない?
稲盛氏;損得ではなく、善悪で判断しなけりゃならんのです。しかし、善か悪かを判断するには立派な人間性を持っていなければならない
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当社は「いかなる状況でも上下水道の支給を支え続けます」を企業ミッションとして掲げております。
明日から9月となり、上下水道工事の繁忙期間となります。また、台風シーズンも本格的に始まり、予測のできない突発工事が発生し、そのための緊急輸送が必要となります。稲盛氏のご逝去は大変残念ですが、改めて氏の言葉から学びたいと思います。損得ではなく、善悪で判断し、社員の幸せを考えた会社運営をしなければならないと強く思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。